お困りごと
- ●業務が多岐にわたるようになり、社員だけでは人員不足になってきた。
- ●社員を増員したいが、新たな派遣社員では適任の方が見つからなかった。
- ●将来に向けての知財業務のDX化、AIを活用しての業務効率化の準備。
利用サービス
- ●出願前調査
- ●無効化資料調査
導入前
の課題
- ●業務におけるルーティン部分を切り離して、自分たちしかできない事に専念したい。
- ●CO₂削減などの社会的ニーズに対応するなど、知財部領域の広範囲化。
- ●「守り」→「攻め」への早急なシフトチェンジ。
導入後
の効果
- ●当初の、人材を増やす計画よりも、「業務委託による総合力」が目的にかなった。
- ●次代の出光興産を知財面でサポートしていただける頼もしいパートナーが見つかった。
出光興産における知的財産部(情報解析課)とは?
知的財産部 情報解析課 井手様(左)、知的財産部 情報解析課長 安部様(右)
出光興産は現在2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、非石油由来のエネルギー・素材事業への転換や新たな高機能材料事業の創出などの抜本的な事業構造改革に取り組んでいます。その中でより知財・無形資産を有効に活用して企業価値向上を行う事を目的に知的財産部に情報解析課が新設され、事業に必要な知財・技術情報の収集・解析を強化して行くことになりました。
情報解析課では特に情報解析・提案という「攻め」を重視することになりましたが、現在の人員だけでは情報収集・調査という「守り」の人手が足りなくなったため、まずは株式会社パソナさんに新たな人材の派遣を依頼したのです。
パソナナレッジパートナーを
利用するきっかけは?
業務拡大のため現在の社員(派遣社員含む)だけでは人員不足となり、即戦力を追加すべく新たに派遣社員を探しましたが、適切な方がなかなか見つからず半ば諦めていました。そんなときに株式会社パソナから連絡を受けたパソナナレッジパートナーより業務委託のご提案をいただいたのです。スタッフの増員による解決を考えていた私どもにとっては、業務委託は新たな提案でした。
そしてパソナナレッジパートナーに業務委託をお願いすることになった際、担当の方が幅広い分野で開発を行っている化学会社の出身という事もあり、安心感がありました。まずはトライアルで過去案件を依頼したのですが、研究員との打ち合わせでも関連知識をお持ちなので内容が展開しやすく、当初から信頼して業務をお任せすることができました。
業務委託してよかった点は?
パソナナレッジパートナーは、担当者を固定していただける安心感があります。途中で人が替わる事がないので当社の知見を蓄積していただけ、それが深い信用につながります。
人材を追加採用する事の方が、日々の業務を推進する上ではなにかと重宝します。ただ人員を固定してしまうと、一人の能力には限りがあります。その点パソナナレッジパートナーに業務委託をすると、担当の方だけでは処理しきれない案件であっても、背後に控えている他の方々もサポートしてくださるという総合力があるんですよね。自社内に人材を多く構えるのと同じ効果があると気づきました。
業務委託のカタチをとった事で「守り」の領域は信頼してお任せが出来るようになり、「攻め」の提案業務にも時間を割くことが出来るようになりました。
今後、パソナナレッジパートナーにのぞむことは?
「攻め」の知財部としては、今後は調査だけでなく分析においてもお願いしたいと考えています。IPランドスケープに関してもさらに推進する必要があり、すぐに依頼に繋がるかは未知数ですが、まずは過去案件のサンプルを参照させていただければありがたいです。パソナナレッジパートナーにはビジネスライクではなく、私どもに寄り添ってくれる柔軟性を感じています。
現代においてスピード感は益々必要となってきます。我々と一緒にアイデアを出して効率的かつ有意義にタスクを推進していくためのパートナーになっていただけるとありがたいと考えています。
より高度化する知財活動において、業務のDX化や生成AIを活用しての効率化などに関しても、ぜひともご協力いただきたいと願います。